
Portalとは?
壁に2つの穴を開け、それらの空間を繋げることができる「Portal(ポータル)」という装置を駆使して出口を目指す、一人称視点のアクションパズルゲームです。
2007年に発売された当初は他のゲームとセットで販売(言うなればオマケ扱い)されていたこともあって期待度は低かったのですが、その後独特なゲーム性と完成度の高さが評価され、歴史に名を残す「神ゲー」とまで言われています。
このゲームは、受賞歴を語るだけでひとつの記事ができてしまうくらい多くの賞を獲得しています。
その中でも特に注目を集めたのは、「Game Developers Choice Awards (GDCA)」のゲームオブザイヤー受賞だと思います。この年は「スーパーマリオギャラクシー」・「Call of Duty 4」・「Bioshock」・「Crysis」・「Assassin’s Creed」など超大作がノミネートする中、ゲームオブザイヤーを含む3部門で受賞(ノミネート5部門中)したことで一躍有名になりました。
最近ではゲームの実況プレイ動画が流行っていますが、「Portal」は是非自分で操作してクリアしたときの達成感を味わって欲しい素晴らしいゲームです。知る人ぞ知る名作ゲーム……と言えば聞こえはいいですが、海外での知名度に反して日本ではそれほど有名ではありません。発売からもうすぐ2年になりますが、もうとにかくPortalが好きで好きで仕方がないので、この連休などを利用して一人でも多くの方にプレイしてもらえるように、この記事を書きました。
ゲーム序盤を少しだけ
物語は、プレイヤーキャラクターがAperture Science社の研究施設で目覚めるところから始まります。
謎のカウントダウンが始まったこの部屋は密室で、そのままでは出ることも入ることも出来ません。
そして「Aperture Scienceコンピューター制御トレーニングセンターへようこそ」という謎のAIによる合成音アナウンスで、なにやらテストをやらされると告げられます。
カウントがゼロになると、部屋の中にはオレンジ色の輪・部屋の外には青色の輪が出現します。
これらの輪がポータルで、オレンジ色の輪に入ると青色の輪から出ることが出来ます(逆に戻ることも出来ます)
ポータルを使って無事に部屋を脱出してあたりを見回すと、監視されていることに気が付きます。
やたらと「歯」にこだわるAI。
そしてついに、「Aperture Science携帯ポータル装置(通称ポータルガン)」を入手。
これを壁に向けて撃つことで、青色のポータルを作ることが出来ます。最初のうちは青色だけですが、ステージを進めることでオレンジ色のポータルを撃つ機能も追加されます。
ジャンプでは飛び越えられない溝も、手前に青のポータルを作れば向こう側に移動出来ます。
「消滅などの永続的な障害が発生」とか「床に接触すると、死」など、徐々にテストの内容が難しく……というよりも露骨にプレイヤーを殺そうとしてきます。
かと思えば「すぐにケーキをお出しします」など、親切な面も。アメとムチ?
こんな不思議な言動のAIに促されつつステージをクリアして行き、だんだん研究施設の核心に迫っていきます。
Portalのすごいところ
パズルがすごい
何と言ってもこのゲームの一番すごいところは、パズル要素です。
一見無理に見える箇所でも、これまでに積み重ねてきたことを思い出すと何とか自力で解けるように出来ています。その難易度のさじ加減が絶妙で、答えをひらめいて出口にたどり着いたときの「やった! なるほど! すごい!」という達成感はかなりのものです。
ストーリーがすごい
この研究施設は何なのか? やたらと憎たらしいAIの正体は?
パズルゲームにストーリーなど蛇足だと思われるかもしれませんが、Portalのストーリーはパズルと同じくらい魅力的です。普通ならば収録された問題数だけパズルを解いて「はい終了」という味気ないものになってしまいますが、ストーリーがあるおかげでPortalはホラーやサスペンスの側面を持ち、プレイへのモチベーションをかなり上げてくれます。
音楽がすごい
ゾワゾワっとします。
ゲーム中は基本的には無音です。ただその分、要所要所で控えめに流れるBGMが印象に残るようになっています。そして何よりエンディングで流れる音楽には、軽く呆気にとられた後、「いやー、いいゲームだった」と笑顔で満足すること請け合いです。
まずは無料の体験版を
興味を持ったら買う前にまず、体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか?
「Portal」のプラットフォームはPCとXbox 360の2つですが、両方で体験版が用意されています。
特に自分のPCで快適に動くかどうかの確認は大事ですので、是非プレイしてみてください。
ちなみにどちらも日本語字幕版が提供されているのでご安心を。
Xbox Liveアーケード版には日本語字幕が付かないそうです。失礼しました。
用意するもの
- ソフト: Portal
- ハード: PCまたはXbox 360
- クリアしたときのご褒美: ケーキ(任意)
ただしPCの推奨環境は、「Pentium 4 プロセッサ(3.0GHz 以上)、1GB 以上の RAM、DirectX 9 レベルのグラフィックカード、Windows Vista/XP/2000」となっています。CPUは基本的にここ3年くらいのものなら大丈夫ですが、グラフィックボードを搭載していないとまず間違いなく動かないはずです。
ソフトの購入方法
単体で購入する場合はダウンロード版を選んでください。
パッケージ版が欲しい場合は、「Portal」以外に、世界三大FPSのひとつである「Half-Life 2 (HL2)」シリーズ3作と、マルチプレイFPS「Team Fortress 2 (TF2)」がセットになった「The Orange Box」を選んでください。
個人的にはSteam版のセット「The Orange Box」をオススメします。TF2もすごく面白いですよ。
また、ゲームプラットフォームの「Steam」については、前回の記事を参考にしてください。
| プラットフォーム | 方式 | 価格 |
| PC | 「Portal」単体ダウンロード版(Steam) | $19.99(1,822円) |
| 「The Orange Box」セットダウンロード版(Steam) | $29.99(2,734円) | |
| 「The Orange Box」セットパッケージ版(Amazon) | 4,482円 | |
| Xbox 360 | 「Portal」単体ダウンロード版(Xbox Liveアーケード) | 1200マイクロソフトポイント(1,800円) |
| 「The Orange Box」パッケージ版(Amazon) | 5,658円 |
ただし価格および換算レートは9月18日現在のもの。
注意点
ゲームの本筋自体は短いです。
どれだけ迷っても、4時間もあればクリア出来てしまうはずです。
体質や年齢などの個人差があるので一概には言えませんが、3D酔いする可能性があります。
ただでさえ一人称視点の3Dゲームで酔いやすいのに、ポータルを使うと上下左右の感覚がわからなくなるのでさらに酔いやすいようです。
「アクションパズル」はその名の通り「アクション要素」と「パズル要素」が組み合わさったゲームジャンルです。個人的な見解ですが、ゲーマーは「アクションは得意だけどパズルは苦手」な行動型のゲーマーと、「パズルは得意だけどアクションは苦手」という思考型のゲーマーに二分され、両方の要素が得意なゲーマーは少ないのではないかと思います。これらのうちどちらか一方が苦手な人にとっては、Portalは少し難しいゲームかもしれません。
行き詰ったら、まず上下左右前後をよく見回して、ポータルが使えそうなところを探してください。このゲームは確かにアクション要素も多分にありますが、基本はパズルゲームです。ポータルを使うことを常に意識していれば、パズルは簡単に解けるはずです。ところどころに設置されているピクトグラムもヒントになるでしょう。










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#945: Tweets that mention 今更ですが、命懸けの脳トレゲーム「Portal」はプレイしましたか? :: gerenuk.crazyphoto.org/ -- Topsy.com
date: 2009/09/19 21:20:29
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